平成生まれの同僚に、時代が変わる感想を聞いてみた。
嫌ですねー、平成生まれかー、って言われるのがいや。
そんなの、昭和生まれはずーっと言われてきてるよ。
まあ気持ちはわかる。
10年ほど前か、2人来ていた実習生に、生まれ年を聞いたら「昭和64年です」「平成元年です」
貴重な1月7日まで生まれがいた。ここ、微妙な空気が流れそうだ。ギリギリ平成も生まれそうな、4月下旬。お姉ちゃんが平成で妹が令和だと、生年月日を書き間違えそうだ。
職場では西暦統一にするらしい。iPadのカレンダーはまだ新元号に対応していない。
Excelは打ち込んでも変換できない。
日本の歴史は、節目節目で元号が変わってきた。
大化の、元禄の、享保の、と、歴史上の出来事には元号が付いている。
(日本最初の元号は大化でした。和銅って書いてましたね。訂正します)
ただ単に、天皇陛下の代替わりだから、という様相を呈さないのは、日本の重要な出来事に元号が冠されてきたからだろう。代替わりに限って変えられるようになったのは近世からだし、室町時代には二重朝廷もあった。学校で歴史を習っている日本国民であれば時代の目安もつけやすい。
元号併記が面倒だと言っている人たちの気持ちもわからなくはないが、西暦だってパソコンのBIOS書き換えないと西暦下二桁は1900年代と認識される2000年問題とか、色々あった。
大体、すぐ慣れる。
元号変わるだけで気分が一新できるなんて、お得だと思った方が楽しいのではないかと思うが、どうだろうか。