革細工こと始め

 Amazonで最低限の道具を買い、端切れ革材を使って練習を始めた。

 ステッチはフェリシモの革細工コースで少しやっているが、関連ホームページを見ていると、糸通しから縫い方も色々ある。端材は沢山買ってあるので、ちょっとずつ練習しよう。

 菱目打ちの入れ物がないので、端材で練習も兼ねてカバーを作った。お世辞にも綺麗な縫い目ではないが、まあ、完成。

 続いて買った道具の使い方を練習。ステッチンググルーバーが切れない。安全ピンで穴を擦ったらスッと切れるようになった。研ぎ棒がいるかも。因みに買ったのは協進エルのマルチステッチンググルーバーである。

 菱目打ちは上手く穴が開かない。練習に使った革が厚いせいもあるかも知れないが、叩いている限りサクっといってる気はしない。これも研ぎがいるのかも。

 同じくAmazonで菱ギリとヘリ落としを購入したが、これは東京の手芸屋さんが送ってくれるらしい。渋谷?ちょっと時間かかりそう。

 近くに道具を売っているところはあるのだが、バスを乗り継いで行くことを考えたら、送料を払った方が安い。

 端材は近所の手芸店で手に入るので、始めるハードルは低かったが、ポンチや目打ちの切れ味で早速暗礁に乗り上げる。刃物の切れ味はクラフト系趣味の最大の挫折ポイントだ。ペーパークラフトもアートフラワーも、ハサミとカッターの切れ味の維持には苦心してきた。

 ハサミはアルミホイルを切るとある程度復活するが、ポンチや菱目打ちはどうしたらいいのだろう。アルミホイルで磨いて見ようか。…硬いので手強そうだなあ。手が切れても嫌だし、なんて思っていると、焼き止めの最中に火傷してしまった。職人への道は遠い…(趣味だってば)

 なんてことをごちゃごちゃやってたら、フェリシモから商品発送メールが。次は小銭入れができるらしい。こちらは切り出しも目打ちも捻引きも要らない縫うだけのお手軽クラフトだが、トコ磨きも鋤きも出来たものが来るので、プロの仕事が垣間見えて勉強になる。教室に行った方がいいのかも知れないが、意外と教えてくれるところもない。まあ初心者なので、ぼちぼち。