コロナ罹患後の味覚障害
「最近おかずが辛い」コロナ罹患後2、3週の患者さんからよく聞く言葉だ。今季は私もかかってしまったので良くわかるのだが、とにかく塩味が辛い。料理をするとあらゆるおかずが全部辛い。いつもの味付けより数分の一の塩分、醤油の量にしないとものすごく不味い料理が出来上がる。症状が引いてから数週間、味付けに試行錯誤し、最終的に調味料の量をかなり減らしてスパイスを多用する調理法に落ち着いたが、美味しい不味いがこの程度の感染で左右されるとなったら、病院食のような画一的な味付けだと食べにくくなってしまう。数週間で大方元に戻った気がするが、紅茶のコクや香りが足りない気がしたり、買ってきたおかずが味付け微妙だったりするのは、まだ後遺症があるのかと疑ってしまう。
こんな味覚なので食欲も落ちるし、動けないので体力も落ちる。とにかく食べられるものをしっかり食べないと運動できない。入院中の方は、持ち込みが許可してもらえるなら、食べられるものを持ってきてもらう方がいい。そろそろ暑くなってくるので保管には気をつけたい。
食を整えてからでないと運動が出来ないので、食べられるようにすることが前提だが、体力も落ちているので、まずは起きるところから開始になる。動かないとあっという間に体力も知力も筋力も落ちるので、起きて動く。これが大切である。やることなくても動く。特に高齢者にはラジオ体操をおすすめしたい。NHKで15時ごろやっているので、是非毎日。
体力戻ったなーと実感するのは一カ月後くらいなので、そこまではちょっと疲れるくらいの運動を毎日、そしてゆっくり休み、よく食べる。
種類によって症状も変わる可能性はあるが、味覚障害は確率が高そうなので、早めに食べられるものを探した方が、体力が低下しなくてよいと、今回は思った。