結局キャッシュレスって

 pay系のキャッシュレス決済が通じる店が近所にない(あるにはあるが、普段使わない)ので、アプリは落とさず、クレジットカードだけ使っている。交通系プリペイドもポイント登録したが、一度も使っていない。大手はオリジナルのプリペイドを持っているので、わざわざ小さな店をこまめに回ることもない。

 一番大切なのは、時間だと思う。そう言う意味では、一箇所でまとめて買い物出来る便利さは決済の楽さと引き換えにはしにくい。家事の担い手は忙しい。

 イオンの社長さんが、中小小売系へのポイント優遇は大手への暴力に等しいと仰ったそうだが、使う側にしてもそう思う。生協も対象だというから申請してみたら却下されたというコープこうべも気の毒だ。泉佐野ふるさと納税除外もそうだが、誰の思い通りか、少々理不尽なルールが罷り通っているような気がする。

 結局損するのは消費者だ。誰得なのか本当に聞きたい。普段家の買い物なんかしないおじさん達が決めたんだろうな…10日でも献立決めて買い物に行ってみろって言ってやりたい。トイレットペーパーやゴミ袋の在庫管理や、家族の栄養や健康を考えた献立とか、水回りの衛生状態とか、モノのついでにやってるとか思ったら大間違いだ。便利かどうか、家事をやりながらやってみろってんだ。家に砂糖がどのくらい残ってるか、覚えてたら大したもんだ。絶対覚えちゃいまい。

 

 で、10月に入ってキャッシュレスでポイント還元してもらったのは一回だけだ。

 栗を買って地道に剥いて、栗ご飯。この栗1個分くらいは割引だったのかなあ、と思いつつ秋の味覚を頂いた。虫も食ってなくて、良い栗だった。もう一回くらい買っても良いかな。