感染症と暮らす

 ニュースアプリに、アルコール消毒をして直後にロウソクの火を点けたお坊さんが手に引火して火傷したというニュースが出ていた。

 キッチン用アルコールには火気注意の表記があるし、消毒用にも引火に注意の印刷はあるが、キッチン用はともかく、手指消毒時に火を扱うタイミングは普段の生活では中々ない。お盆だから、僧職の方々は特に気をつけなくてはいけないだろう。

 半年でガラリと変わった生活。

 故郷から離れて暮らす同僚たちも、今年は里帰り出来ないとぼやいていたが、今年だけで済むのだろうかと、一抹の不安を感じる。

 

 日々、患者数は増えているが、爆発的と言うほどでもない。

 みんな一通り罹患しないと治らないかも、と予測している同僚もいたが、ある日突然終焉ということもないだろうし、薬が出来るまで気長に待つしかないだろう。

 WHOは今後数十年以上に及び影響すると言っているようだが、インフルエンザのような対処方法になって行くということなのだろうか。毎年ワクチンも結構面倒な気がするが、インフルエンザより強毒性なら、仕方ないのか。

 生活様式の変化はこれからも続いていく。

 ついていけるのか、心配ではある。