習慣化

 三密を避ける、消毒、防除はなんとなく習慣化してきた。

 慣れるとそう苦でもなくなるが、慣れるまでが疲れる。

 

 マスクは配布制、アルコールはなくなったらその場所には補充されない。その状況は変わっていない。

 ペーパータオルはなんとか入ってきているようだが、これも使用制限がかかっている。

 備蓄は必要だなと心から思った。

 

 日常生活では高いものの、高濃度スピリッツやマスクは店頭で山積みされているので、無理をすれば手に入るが、こういう物の税率は下げるとか、巷に行き渡らせる努力が遅い。本当に遅い。アベノマスクも来ないし。本当に無駄金を使う政権だ。

 節約、備蓄、緊急事態時の内部留保。全部できてない。リスクマネジメントも全くダメ。

 家庭や民間会社なら崩壊レベルだ。

 習慣を変えるというのはかくも難しいか。高齢者が動かす国と言うのはこれほどまでにフットワークが重いのか。

 

 震災対応のストックは今回あまり役に立たなかった。マスクは入っていたが。ああ、ガーゼも役に立ったか。

 過剰な備蓄は買い占めに繋がるかも知れないが、幾ばくかの内部留保は必要なのだと実感した。

 買いたくても物がない事態を、多くの人が初体験したことだろう。

 生産調整は容易に出来ないかも知れないが、今回品薄になった物は当面備蓄に回って行くだろうから、しばらくは売れ続ける可能性がある。

 振り返ってみれば、政府が目指していたインフレは達成できていた…なんてことになるのではないか。但し、経済減速と引き換えに、だけど。