スマニューのマンガページでパンダさんが言っていた。
「これは備蓄だ 買い占めじゃなくてだな」
あー、なるほどと思った。
物が潤沢に供給されている時に買い込むのは備蓄?そうでない時は買い占めになりそうだ。
うちの近所のドラッグストアは、在庫を持たない主義なのか、ふだんから品切れが多かった。
なので品揃えについてはあまり期待していなかったのだが、ここ数日マスクとトイレットペーパー以外は頑張っている。
こんな田舎でもSNSの効果からは逃げ切れないのか、目に触れる「足りない」情報が具に反映されるようになってきた。
買い込んでも後々使えるものはいいが、消費期限のあるものは大量に持っている意味がない…と思っていたら、人間というのは考えるもので、干したり冷凍したり…私のようなサバイバルに長けていない者は生き残れないなと実感した。
AIDS、SARS、MERSときたが、感染力や経路は驚くほどではなかった。少しずつ形が見えてきているコロナウイルスだが、予防や治療薬が確立されるまでは人の焦りがサプライチェーンに響きそうだ。
オークションサイトへのマスク出品が禁止されたが、手作りもらしい。こういうところが抜けてるなあと思うが、特別何かに効くみたいな効能を謳って商売しようとする輩もいるから、一律停止でも仕方ないのだろうか。
この経験を糧に、非常時の対応や振る舞いを身につけられれば人はもう一歩前へ行けそうだが、何年か経つと忘れるんだろうな。
リボンがわりに使うつもりで買っていたマスクゴムが役に立ったりしている。これは備蓄…じゃないな。