卒業ソング

今週のお題「〇〇からの卒業」

 

 昼間、療養病床のリハに行くと、ラジオを聴いている患者さんがいる。昼間のラジオは聴視者層が私の年齢に近いのか、がっつりハマる曲選択で、ついつい聴いてしまう。

 卒業式シーズンなので、3月9日、贈る言葉斉藤由貴の卒業、おニャン子のじゃあね、森山直太朗の桜…卒業ソングは数あれど、琴線に触れる歌は中々かからない。そういえば最近音楽なんか聴いてないなあ。

 恋愛ソングからはとっくに卒業してしまった。

 

 ワクワクするものを幾つになっても探せと言われるが、何が面白いのだろう。やりたいことは大体やってきた上で病気になった。もう、頑張らなくてもいいよね…と宙に問いかけるが、答えはなし。

 職場の悩みを相談してくる若い後輩が羨ましい。私にはもう、自分で解決しようと思える課題もない。

 ただ只管寝たいだけとか、年寄りか笑。まあ否定はしない。