鋼の錬金術師

今週のお題「一気読みした漫画」

 

 ある日、友人に「漫喫いかない?」と誘われ、特に用事もなかったのでついていった。

 今日は長居するからという。最初は犬夜叉を持ちこんでいたが、知っているところは飛ばすと最後まで4巻くらいだったのですぐに読み切ってしまった。

 あと3時間くらいで一気読み出来るやつ…ふと、ハガレンが目に止まった。そういえば漫画では読んだことがない。この際いっちゃおう、と、全巻個室に持ち込んだ。

 アニメで途中まではスジを知っていたが、ちょうど最初の作品と2回目のアニメ化との間の頃で、最終回を知らなかった。

 いつまでも出てこないエドのお父さんが結構なとんでも野郎だったり、途中で中華っぽいキャラが出てきてなんか違和感感じたり、最終回のあのまとめ方が、ああこれは想像できなかったなーと思ったり…作品の印象がアニメ初作に随分引っ張られていたなと読んでいて思った。

 エドよりもマスタング大佐が好きで、ホークアイ中尉の「雨の日は無能なんだから下がってて下さい!」が上司を上司とも思わない名言だな(褒めてない笑)と、結局あの二人はどうなったのかは作中じゃわからなかったような…。

 

 結構ハマって、ゲームも買ったし、映画も行ったが、原作を読破すると、賢者の石に捉われ過ぎたアニメやゲームと違って、原作はもっと人の関わり方や生き方の根幹に踏み込んでたなと思った。

 

 出会ってよかったなと思う数少ない漫画である。