読書暦

紙の本最近読んでないなー

今週のお題「最近おもしろかった本」 枕元には「運動療法に役立つ 単純X線像の読み方」なんて本が置いてあるが、7年くらい前に買った本だし、最近でもない。一通り読んだものの、元々運動器はあまり得意ではないので、開くたびにはー、ほーと嘆息ともため息…

星新一!

今週のお題「SFといえば」 中学校の図書室の本棚にがっつり並んでいた星新一全集。パステルカラーの綺麗な表紙に惹かれて手に取ったが、中身は結構ブラックなショートショートと呼ばれるジャンルだった。何故か宇宙人ネタが多かったので、当時からSFに分類さ…

ほんとはわかって欲しい

高校生の親戚の子に、朝読書で読む本が無いとぼやかれたので、山鳥重先生の「わかるとはどういうことか」を貸してあげたが、高校生にはやや難解だったようだ。 認知的な「わかる」と、心理的な「同調する」は似て非なるものだと思う。同調する方は、解ってな…

鋼の錬金術師

今週のお題「一気読みした漫画」 ある日、友人に「漫喫いかない?」と誘われ、特に用事もなかったのでついていった。 今日は長居するからという。最初は犬夜叉を持ちこんでいたが、知っているところは飛ばすと最後まで4巻くらいだったのですぐに読み切ってし…

読書歴:もものかんづめ・さくらももこ

さくらももこさんが乳がんで逝去されたのを知ったのは退院後だった。 出版は何年も前の本だったが、入院中に学生ボランティアさんが持って来てくれた本棚の中にこの本があった。手に取ったのは偶然だ。 エッセイというのは、感想文なんて書くもんじゃないと…

読書歴:夜行観覧車・湊かなえ

入院中、読んだ本 こういう読後感のものすごーく中途半端な物語が出はじめたのは、平成の中頃位だろうか。小説というのは、起承転結があって、誰かが救われてめでたしめでたしで終わるものだと思っていたが、この話はそういう話ではなかった。 お金持ちが住…

読書歴:そして生活は続く・星野源

入院中、看護学生さんが図書の貸出に来てくれた。 二週間に一回、ボランティアで来るらしい。読み終わった本は看護師さんに返してくださいということなので、暇なことだし気晴らしに借りてみることにした。 で、選んだのが星野源ちゃんの「そして生活は続く…

『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』(遥洋子著 ちくま文庫)

喧嘩繋がりでこの本を改めて読み返してみた。買ったのは数年前で、“パラダイム”って何?と思っていた。 表題になっている上野千鶴子さんの著書と言えば、直近では『おひとりさまの老後』が有名になった。ちらりと読んでみたが、なるほど、と思う部分と、そう…