知覧紅茶の美味しい淹れ方

 日本産の知覧紅茶。

 ティーバッグを購入したのだが、普通に沸かしたてのお湯で淹れると、かなり渋味が出る。

 ミルクティーでもストレートでもとは言うもののこれほど渋味が出たのではどちらでも美味しくない。

 ちなみに、美味しくない淹れ方は、沸かしたてのお湯をカップに入れ、ティーバッグを入れ、3分蓋をして待ち、1、2回振ってティーバッグを取り出す。すごく苦い紅茶になってしまう。

 リプトンイエローバッグならこれでもいいのだが。

 

 さて、日本産紅茶が美味しくない訳がない。パッケージを開けた時の華やかな芳香がどうやったら出るのか、色々考えた。

 紅茶と緑茶は同じ茶葉で発酵具合が違うらしい。同じ日本産なら、緑茶の淹れ方でも良いのでは?そして見た目ブロークンなので、2分足らずでも色は出そうだ。

 では、80℃、2分で抽出、ティーバッグは振らずに出した。色はいい。少しカップの底に色が溜まっていたのでちょっと回すとフワッと袋開けたての香りが立った。やった。成功だ。味もまろやかだ。

 つまり、日本産紅茶は緑茶のような低温抽出が美味しく出るということらしい。同じ淹れ方で二煎目も美味しい。

 お湯の量で抽出時間は変わるので10秒単位で調節が必要である。二煎目は色を見ながらちょっと長めに。

 知覧紅茶を淹れる機会があったら是非お試しを。

 

 …淹れ方を袋に書いておいた方がいいような気もするが。