昼休憩時間、同僚と雑談していることも多いが、スマホをいじっている人も多いので、静かだったり賑やかだったりする。我が職場の場合、適度に繰り返し発生するので疲れることはない。
一人で楽しむのと、みんなで楽しむこと、半々がいいよねー、と気づくまでにん十年かかっている。場の空気を調整するのは大体年長者なので、そこが分かってないと、そこにいるメンバーが疲れてしまう。スマホを触る人が出てくると、おしゃべりがすっとトーンダウンする。自動的にパーソナルモードに空気が切り替わる。そういうバランスの取り方ができているのは、空気を作るメンバーが成熟しているからだろうなと思う。
タイトルと外れているような話の流れだが、ここで主題にしたいのは、バランスとスマホである。
デジタルデトックスなんて言葉も聞くが、極端に排除すると言うのは難しい。要は身体を壊さない、生活に破綻を来さない程度にバランスを取れれば問題が少ない。と思う。
ではスマホで何をやっているかと言うと、ゲームをしたり、ニュースを見ていたりする。弛緩と緊張を無意識のうちに繰り返しているのだ。そうか、スマホはバランスを保つツールだったか。
とは言え、目にかかる負担が大きすぎる。どんな便利なツールにもバランスを崩す側面はある。
ある一面のバランスをとるために別の面のバランスを崩してしまうのは本末転倒だが、よくありそうな気もする。
何かに没頭してしまったり、やらなければならないことを忘れてしまったりするのは、何処かで足りなかったり崩れてしまった何かを取り戻すための行動だと考えると、今の行動に対極したり、別の場面の思考を補完しようとしていたりするのではないかと思い当たった。
どうして今これをやっているのか、没頭していることをやめられないのは何故か、対極する行為や行動を考えると、自然とバランスをとっていることに気づく。過ぎる場合は何処かでストレッサーが働いているのだろう。自己分析できて排除出来ればいいが、そこが難しいから悩むんだよな。
スマホ以外に問題解決やストレス排除のツールが出てくれば、スマホの使いすぎ問題は軽減しそうだが、便利だもんな。今は難しそうだ。自分で強制的に休憩時間を設けた方が良さそうだ。