さて、お馴染みスマニュー感想。
前回に関連するかな。
手取り 23 万 円 「50 代 パート 勤務の 氷河期世代」 諦めの 境地 「もう、 何やっても ムダ」
https://gentosha-go.com/articles/-/46190
面白い文章だが著者名がない。
リスキリング、ニーズは無くはないと思うのだが、これは学習性無力感だ。そもそも新卒で就職できず最初の挫折感を味わい、そこからリベンジ出来た人はもうそれなりの30年を送っているはずだ。リベンジできなかった人がいるから問題なのでは?
学び直しも結構だが、先にニーズが分析出来ているのだろうか。
いつも思うが、根拠が示されてない。できないんなら勉強すればいい、って短絡的では(と言いつつ自分もそう思って学んできたクチではあるが)。
潜在的なニーズを掘り出しその環境にない人に学び直しの機会をというのは、解決への第一歩としてありだと思うが、そもそも雇う側は、そこそこ仕事もできて瞬発力があり、50代ほど給料がいらない若手が欲しいのだろうから、付け焼き刃の学び直しでいいのか?と思ってしまう。
私もスキルアップを考えた時には、今の自分のスキルを活かせる学びをと考えた。つまり、先に能力の棚卸しが必要だと思う。それからマッチングだ。担うのが職安でいいのかどうかも課題では?
なんなら既に職業訓練は提供されている。何処が違うのだろう。
学び直しの機会を提供するのはいいとしても、就職に繋がる環境が社会にない。効果があったのかどうか、後の検証も必要だろう。
やっぱり期待出来ないなあと思うのも、やはり学習性無力感か。