ジャーマンカモミールが咲いた

 去年の秋、ちょっと遠いホームセンターで、ジャーマンカモミールの苗を2本購入した。生カモミールティーが飲めるほど咲くかどうかわからなかったが、鉢に植え替え、7か月。地を這うように横に伸びていた苗が、春先になると立ち上がり、20cmくらいまでどんどん伸び、花芽がついた。

 その間、枯れて行く下の方の葉をどんどん摘み、過剰な湿気に注意する。カモミールは湿気に弱いらしい。以前、ローマンを育てたが、花は咲いたものの、ハーブティーにできるほど花が咲かず、よく調べるとどうもローマンはお茶には向いていないらしい。数年越しの念願のジャーマンである。

 早速真ん中の盛り上がったよく開いた花を10個ほど積んでよく洗ってマグに入れ、沸騰したお湯を注いで5分。うっすいアズレンの青色が出てきた。市販のドライカモミールティーの香りより青くさく、華やかだが、味はやはり薬っぽい。これはドライの方が美味しいかなあ。残りは詰んでドライにすることにしよう。

 煮出して手を洗ったりしてもいいらしい。トローチや軟膏にも使われている薬効成分だ。使い道は色々ありそうだ。

 

 タネをとっておいて、来年は花壇に撒いておこうと思う。ビオラと喧嘩するかな?