小学校のうどん。
コシはない。ふにゃふにゃのモワモワ。思いっきり出汁を吸っている。
出汁もやや甘めの魚出汁に刻み揚げとしわっしわのネギ、ちょこっと肉が入っていた。牛?豚?どっちかわからないが、鳥ではなかったと思う。
ソフト麺?と聞かれることがあるのだが、地域的にソフト麺は出ていなかった。そしてメニューにもしっかりうどんと書いてあった。
本場のうどん屋さんが見たら怒られそうなうどんだが、うどんの日は大人気で、おかわりは争奪戦だった。滅多におかわりなんて食べたことのない私が欲しかったのだからその人気ぶりが窺い知れよう。従って、クラスの食いしん坊に食い尽くされてしまい、当たったことは一度もない。
不思議だったのは、これがおかず扱いだったこと。うどんにコッペパン、当時始まったばかりの米飯給食。待って待って、炭水化物爆弾じゃん…それでも良かった古き学校給食。いや、それこそ地域性の問題なのか?ラーメンライスやお好み焼きにご飯が平気な地方だからなあ。
私は健康のために炭水化物セットにはしないことにしている。たまに悪魔が囁くことがないこともないが、それも子供の頃の刷り込みか。
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