契約更新

 忙しいと、ついつい筆が遠のく。

 使っているiPadをipadOS13に変えてみたが、これと言って変わったところは…と思っていたら、文字入力時の文頭余白が全角で入るようになっていた。日本人には(というか全角文字使用者には)地味に便利かも知れない。日本語以外の全角文字…中国語、韓国語、アラビア文字も?

 英語を書きたいときは設定変更できるのだろうか?滅多にないが。

 

 ドラクエウオークは2章が終わってイベントこそこそやって、完全に不審者である。路端で自転車が止まってスマホを操作できるスペースなどほとんど無い。人通りや車通りの少ない道を選んで目的地を設定しても、簡単には進めない。連戦ともなると動けないのでかなり困る。マップ上では、ユーザーの家はたくさんあるのに、やっている人はさっぱり見かけない。メガモンスター討伐もあちこち湧いているが、やっている人いるのだろうか…いや、いないだろう。夜には討伐対象は湧かないし、昼間はみんな学校や仕事だ。ニュースを見ていると、主要ユーザーは30代から50代のドラクエ世代…健康が気になるお年頃。ポケモンGo層とも被るだろうが、ポケモンよりは全体的に年齢層はお高めかも知れない。

 出来るだけお邪魔になりにくい、行きつけの店の駐輪場などの広めの場所を目的地に設定する。50m以内ならタップできるので、少しなら離れていても良い。お陰でよく出掛けるようになった。元々出不精なので、運動のタイミングが増えたのは良かった。家にいても動いているようでそうでもない。疲労回復の時間は大切だが、昼間にぐっすり眠ってしまうと夜覚醒してしまうようになった。滅多やたらと睡眠を取らなくても良くなった証明だろう。

 とは言え、仕事を終えて帰ってくると、寝込んでしまうのは相変わらずだ。寝てしまう時間はどんどん短くなっているし、家事にかける時間の比率も増えて来ているが、まだ万全とは言えないのだろう。

 厚生労働省の病後の時短勤務に関する資料には、復職後一年は、時短などの配慮が必要、としている。後遺症や体調次第で個別の事情もあるだろうが、一説には、一年以内に退職してしまった人がその後復職出来たケースが20%未満と非常に少ないという。逆に二年以上時短で勤められたら75%が元の職に戻れていたという。スマニューで読んだ専門医さんの記事の内容だが、出典が見つけられなかった。見つけたら載せておきます。

 データ上では区切りは復職後2年か、焦って転職したケースでは苦労したと言うことなのだろう。この4月、復帰のタイミングで焦っている気持ちを話したら、後輩に、半年なんてすぐに来る、と言われた。その通りだ。半年はすぐに来た。この月末で契約は更新、出勤日が週に半日増えた。もう少しいけるんじゃないかと思っていたが、そうは思われなかったようだ。本当に2年かけられるのかと思うと、今後の生活が不安になる。ただ、主治医も、2年までは検査はやると言っていたので、色々鑑みると妥当なのかも知れない。…もしかしたら、上手くいかない現状へのエクスキューズに過ぎないかも知れないが。

 もっと長期で考えないとダメなのだとしたら、副職もありかなあ…とあまり実現しにくそうなことも考えてしまう。患者さんには、焦らないで、と言いながら、自分はこの様だ。気持ちのコントロールの方が、身体より余程難しい。