ドラクエのモンスターっぽいが、CTの話である。
3ヶ月前。
主治医に「これね、なんか白いの」
がんかもと言われたが、今月撮ったCTにはなかった。
「先生、前回白いのって言われてたの、なんだったんでしょう」
「ああ、なんでしょう。炎症かなんか、もうないです。がんだったら消えないので」
ないんかーい!
と心の中で突っ込みながら画像を見ていた。あやしいかげは跡形もなかった。
炎症にしたって、何もせずに出たり引っ込んだりするものだろうか。謎だ。
友人と久々に電話して、声が元気そうで良かった、と言われ、声って腹から出るものだから、元気ないと出ないよな、と思った。
血液検査の結果もクリア。
私の人生はまだ続くらしい。