いつ頃だったか、冷蔵庫の中から、古い冷凍食品を引っ張りだしてきて、「日付が昭和」だと報告「素晴らしい、今度の学会で発表しよう」と応ずるCMがあった。サランラップだったか。
日付昭和は流石にないとしても、退院後の冷蔵庫は賞味期限切れの山だった。入院患者の世話をしていた家族に文句を言うこともできないので、動けるようになった頃、整理に着手した。
まず、調味料の類。小袋の醤油、わさび、からし。賞味期限切れ、期限未記載は無条件で処分。瓶もののタレやドレッシングも処分。よく見ると、床下収納に古い醤油。これに至っては数年前の賞味期限切れだった。使っていなかったのでいいようなものの、絶対カビている。流しには流せないので、牛乳パックに新聞を入れて燃えるゴミへ。
家族の数は減っているのに、大きなペットボトルの調味料は要らない。
醤油もソースも小さなボトルに変更。毎日使う調味料だからちょっといいものを使うようにした。
管理できないほど溜め込んでいた冷凍食品も、古いものは全部処分。
乾物の古いものも、どんどん処分した。
時間がかかったが、何とか整理できた。
見える範囲で物は回した方が良いと思うが、それでも買いだめしたい人がいるので困る。
食べきれないものは買わない、と口を酸っぱくして言っているのだが、だったら冷凍しろとか、だから食べられないものが溜まるんじゃないか…キリがないので、言わないが。
