思い起こせばん10年前、オリーブオイルなるものに初めて出会った。
当時は日本のメーカーが輸入製造しているオイルはなく、ボスコくらいしかなかったのだが、健康にいいという情報を鵜呑みにして買ってしまった。
言っちゃなんだが、当時のオリーブオイルの香りのどぎつかったこと。一本使い切れた記憶がない。
何年か経つうちに日清オイリオあたりが和製オリーブオイルを発売し、パッケージに香り控えめ、と書いてあるのを見て、あー、みんなそう思っていたんだ、とちょっとホッとした覚えがある。
それから、焼き物は全部オリーブオイルにしているが、つい先日、オリーブオイルにはAGEなるものが多いという情報がネットに上がっていた。AGEは、高温で食品を調理した時に出る身体を糖化させる物質らしい。しかも、栄養士さんのインタビューだ。これって信憑性が高いんじゃ…と不安になったが、オリーブオイルの健康効果を謳う情報源の方が多い。
これってどうすればいいのだろう。
どういう根拠なのかも示されていないので、一概にオリーブオイルが悪いとも言えないと思うが、高温で熱すると何か変化があるというのなら、他の油も同じだろう。蒸したり煮たりして、高温になりすぎないような調理方法を心がけるのが一番いいようだ。
追記
この際なので、オリーブオイルについて調べてみた。ソースはWikipedia。
…香りの少ないオリーブオイルは加工品、という理解でいいのかな。
エキストラバージンの青くさい香りがどうも苦手で仕方がないので、名前に負けたわけではないが、ピュアオリーブオイルを使ってしまうんだろうな。