営業ではありません

 自治会の班長が回ってきた。4月にお隣さんから引き継いで漸く半年過ぎたのだが、これが中々大変だ。

 月に二回回覧を回すのだが、月末は翌月の自治会広報を色々情報プリントを挟みながらセッティングし、一番目のお宅へ持って行く。あとは自治会費の集金と、イベントごとに参加者の取りまとめだ。コロナでイベントは少なくなっているので、その分仕事も少しは少ないと思うのだが、ご近所とは言え初対面の人もあり、チャイムを押しても出てもらえない、不機嫌な顔をされたり色々だ。順繰りに隣に回って行くのだが、役をやった事があるお家は大変さがわかっているので応対も柔らかだが、まだ経験していない家はぶっきらぼうだったりする。そのうち回って来るよー。苦労がわかる頃には我が振る舞いを後悔するかも…ね。

 

 今日も二件お隣へ広報を持って行ったのだが、いきなり新聞屋さんに間違われた。その家のご主人とは面識があるが、玄関先に出てこられたのは普段そこに住んでいない娘さんだった。それにしてもこちらがこんにちはと挨拶しているのに、いきなり「新聞?」はないだろう。「広報持って来ました」と一言だけ言って渡すととっとと帰ってきた。

 人のふり見てではないが、相手が誰であろうと失礼な態度は取ってはいけないなと思った次第である…が、帰って鏡を見てみると、私の服装、営業さんに見えなくもない。ううん、もうちょいおしゃれしないとダメダメかもなあ…。