高齢者の食事

 血液検査では栄養の指標に、アルブミン値がある。他にも総蛋白など栄養状態を示すものはあるが、報告書の上の方に記載されているので、パッと目につくのがこれだ。

 正常値は4.0から5.0だが、入院患者さんでは2.5くらいの人がよく目につく。どんな病気でも栄養失調が先んじているということか。

 

 で、うちの健康だと思っていた高齢者がどうも最近元気がない。食も細い。何が悪いのかわからなかったが、足を触ったらやたら薄かった。これは栄養不足だと思い、少しでもタンパク質がしっかり食べられる食事とおやつを考えることにした。買い物には行けるのだが、コロナ禍以来出掛けなくなってから久しい。

 とりあえず、おやつはプリンを欠かさないことにした。卵とミルクでタンパク質が摂れる。inバーのプロテイン入りウエファースはあまり美味しくなかったらしい。手っ取り早くは無理か。

 私は納豆が好きだが、我が家の高齢者は余り食べない。これはキムチと混ぜて炒飯にするとよく食べる。喉にも引っかからず食べやすいそうな。豚肉を入れるとビタミンB群も摂れる。

 豚肉メニューと言えば豚汁。具を小さく切って良く煮込めば沢山食べられる。嚥下が心配ならば少しトロミをつけてもいい。

 昨日の晩御飯はクラシルレシピの鳥手羽の梅煮込み、豆腐の味噌汁、貝柱としめじの炊き込みご飯だった。完食してくれたので良かった。

 鶏肉は酢で煮るとほろほろっと肉がほぐれて食べやすい。噛む動作は必要だが、咀嚼は少な目で済むのではとは思う。

 

 高齢者は固いものが食べにくくなる。

 が、柔らかいものばかり食べていたのでは咀嚼力が低下する。対策として机の上にガムを置いておく。既に嚥下が難しい方には誤嚥の恐れがあるのでおすすめできないが。

 

 自分のタンパク質も気になるので、栄養のことは時々調べて行こうかと思う。