桜が咲き始めると、病院の窓から山桜をぼんやり見ていたのを思い出す。
生きてて良かったかと問われれば(問われたことはないが)よくわからない。
思い通りにいくことなんて一生のうち3割くらいだ。そう思えば、生きてるだけで丸儲け、なのか。
もし余命宣告されていたら、どうしただろう。
そう思うと本当にしたかったことが見えて来る。
現実には、生活していかないといけないから、働かざるを得ないが、と言っている時点で、仕事が一番ではないらしいことがわかってしまう。
なんのために生きてるんだろうなあ…と、今更厨二思考に陥ってしまう。
どうやら、今は命を繋ぐだけで精一杯らしい。
もう少し休もう…。