生き甲斐と終わらない反抗期

 私が10代の頃はお世辞にも賢いとは言えなかったが、最近の反抗期の子供を見ていると、本当に18歳成人でいいのかと思ってしまう。この年になってやっと生きてる意味なんてあんまりないことや、生きてるから面白いこともあり、何事もやってみないとダメだなとわかるようになって来たが、その経験を子供に伝えたところで参考にはしてもらえまい。

 何事も自分が経験してみて初めてわかるもの。ああしろこうしろ言ったところで、馬耳東風。教育は難しい。

 

 と言うのも、親戚の子供がうちによく出入りしていて、反抗期真っ最中なのだが、親の言うことはさっぱり聞かないらしい。説教しといてと依頼されるが、聞いているのかいないのか、生返事。まあ、子供なんてこんなものかも知れないが、色々悩みもありそうだし、余り突っ込まない方がいいのだろうな。

 親と離れて一人でいられるこのタイミングがどうやら貴重なようで、うちでは好きなように過ごしている。

 屋根とトイレとこたつとおやつは準備しておくが、あとは放置。これでいいのかどうかわからないが、「ニートになるんか?」と聞くと「それは嫌だな」と言っているので、いずれ自分で動くのだろう…と思うことにしておこう。

 ストレスの多い世の中だし、病まなければそれで良いと思っている。