逆流性食道炎:がんの予兆

  15、6年前位から、食事を摂ると逆流するような感じがあった。

  特に症状もないのに貧血、γ-GTP上昇と、今思えば予兆はあったのだろうが、病変は見つからなかった。

  胃液は元々多いのか、術後も胃痛が止まらず、胃薬は色々処方して貰ったが、ネキシウムは効果が実感出来ず、今はタケキャブに落ち着いている。逆食は治まっているし、食べた後のつかえもないが、術後に経験していたキリキリと締め付けるような胃の痛みは今も時々襲ってくる。胃には何もないと主治医は仰ったが、病前も術前も主症状は胃だった。ストレスだと思って甘く見ていると気づくのが遅くなる。

 

  がん検診は受けていたが、異常なしだった。

  ただし、胃、乳、子宮ガンのみ。大腸なんて見過ごしていた。

  貧血だって今思えば、病巣が派手に血液を消費していた結果だったと思えば説明がつく。

  女性は月経で血液を失ってしまうので、貧血になりやすく、兆候を見逃しやすい。

  検診で必ず見つかるとは言えないので、人間ドッグに入っておくべきだったと思う。

  特に毎日家事や仕事で忙殺されている人には、休んででも検診を受けて頂きたい。出来れば、ちょっと大きめの専門病院で。公立か、大学病院、ガン拠点病院なら尚良し。小さい病院の機器では見つからないこともある。CEAがぶっ飛んだ数値を記録してしまったら、大概大手術が待っている。