金柑の季節

 スーパーの野菜売り場に金柑が並んでいる。最近は皮ごとそのまま食べられるとポップがついているのを見るが、固くて無理と我が家の高齢者が言うので甘煮にしている。

 クラシルレシピは蜂蜜を使うが、我が家では金柑と同量のきび砂糖を入れる。

 

◎金柑の甘煮の作り方

①金柑をザルに入れて洗い、ヘタを取る。手で取れます。

②金柑に包丁で3つくらい筋を入れる。

③タネは取らずに茹でこぼす。沸騰してから2分くらい。

④小さめ鍋に金柑と同量のきび砂糖を入れて、ヒタヒタに水を入れて火にかける。沸騰したら火を小さく。

⑤柔らかくなったら出来上がり。

 

 砂糖の量は一割くらい少なくても甘味あっさりにできる。(追記:レシピによっては半分から三割まで減らせると書いてあるものもあった。六割くらいまで減らして見たが、充分甘い)水が多すぎるととろみが出ないので要注意。吹きこぼれるとレンジが悲惨になるので火の勢いには気をつけよう。あーんど目を離さないように。

 タネを先に取ってから煮てもいいが、面倒なのと、崩れるので取らずに煮ている。どうせ一個や二個は残っているので、取らなくてもいいかも。

 喉にいいので、コロナ後、インフル後、絶賛花粉症中の方、おすすめである。

 余った煮汁は、煮物や鮨酢、酢豚や酢鳥の味付け、ハーブティーや紅茶の甘味漬けにおすすめだ。柑橘と相性のいいメニューなら使えるが、間違ってもコーヒーに入れないように。

 あと、瓶詰めの際は冷めてから蓋をしよう。

 

 タネを見ながら、これ植えたら芽が出るかな…と思ったが、煮ちゃったらダメだな。植える場合は煮る前にタネを取っておこう。